硬結という生命体

鍼が硬結にあたると「カチン」と音がします。

 

硬結が異常な硬さになったのは高度成長の時代です。

 

環境汚染は体内汚染でした。

 

汚染物質は体の組織と融合し、硬結という生命体として体内に存在します。

 

硬結は体機能の一部を担う役割も果たしており、異物であると同時に自分でもあるという不思議な存在です。

 

硬結には骨格の歪みや陥没部位を補強する役割もありますから、治療は全体のバランスを見ながら細心の注意をもって慎重におこなわれます。

 

硬結がゆるみ化学物質等の排出が始まると、体も精神も様々な変化を始めます。

 

精神的な反応として、過去の記憶や感情が浮上する時期を迎える方も多いですし、骨格の歪みも正常な状態へ戻りますから、年齢に関わらず身長が2~3センチ伸びるということも多くの方が経験されるところです。