記憶との対話

体には両親から受け継いだ記憶に加え、個人として誕生以来の体験や感情がすべて記憶されているものです。

 

鍼は記憶との対話です。

 

体にとって衝撃となる薬物、農薬等の化学物質や重金属、精神的なストレスなどは体内で物質化し残留します。

 

この物質は体内で結合し硬結とよばれる塊となり、生涯にわたり精神および内臓の機能に重大な影響を与え続けることになります。

 

一般に硬結は大きさが5センチから10センチで表皮から5センチほど奥にあり、主に腎臓、肝臓の近辺や甲状腺に発生します。

 

昔の人の硬結はごく柔らかいものでしたが現代人の場合、農薬や添加物、治療薬など化学物質の影響により、硬い鉱物状の塊となっています。

 

鍼が硬結に触れ体が反応を始めた時、新たなエネルギーの循環が起こり生命の再生が始まります。